
>日本でタトゥーが市民権を得るには、まだまだ時間がかかりそうだ。
別に日本だけでなく、海外でも市民権なんか得ていません。
例えば “自由の国" アメリカでも、一般人がタトゥーを入れていると
「ブルーカラー」や「低学歴」「貧困層」「犯罪者予備軍」などの
イメージを持たれてしまいます。
特に「バイブル・ベルト」と呼ばれる信仰心の篤い地域を中心に、
キリスト教徒には保守的な人が思いのほか多く、また、敬虔なユダヤ教信者
(や、厳密に言えばカトリック信者)にとっても、タトゥーは禁物となっています。
旧約聖書のレビ記19章28節にも、
『あなた方は死者のため、自分のからだに傷をつけてはならない。
また自分の身に入れ墨をしてはならない。わたしは主である。』
…という、タトゥーについての否定的な記述があります。
確かに海外ではタトゥーを入れているアスリートや馬鹿なセレブが
たくさんいるのも事実ですが、まともな大人たちや、セレブの中でも
本当に育ちと頭のいい人たちは、タトゥーを激しく嫌悪しています。
イングランドの元サッカー選手であるデビッド・ベッカムが
自身の身体に数多くのタトゥーを入れていることに対しても、本国では
「まるで刑務所にいる囚人のようだ」と揶揄する人が数多くいました。
また、欧米でもタトゥーが入っていると就職差別等が普通にあるので、
ホワイトカラーを目指す人はまず入れません。
経営者の本音は、日本と同じく「できればタトゥーを入れている人間は雇いたくないし、
能力が全く同じならタトゥーを入れていない方を採用する」というものです。
まともな親なら、子供が「タトゥーを入れたい」と言えば
発狂せんばかりの勢いで全力で反対しますし、
若気の至りで入れてしまったばかりに普通の仕事に就けなかったりして困窮し、
後悔して消したがっている人も星の数ほどいますが、除去手術にも大金が必要で、
しかも完全に奇麗に消せるわけではなく、良い事はひとつもありません。
「アメリカ人母親にタトゥーを見せた結果…」
https://www.youtube.com/shorts/LHkkRBB0GH...
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