和田アキ子、紅白の歌唱曲に「同じ歌ばっかり歌ってる人いる」
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歌手の和田アキ子（74）が12日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に生出演。
NHK紅白歌合戦での思い出を語った。
今週オンエアされた番組の感想をリスナーから多く寄せられているという話から、和田がゲスト出演した、8日に放送されたNHK総合「ワルイコあつまれ」（火曜後11・00）について話が及んだ。
「NHKの昔の紅白の画とか、全部流してくれて、凄く感動しました」と和田。
「笑って許して」で初出場した1970年について「本当に何にも緊張しなかった」と振り返る一方、
9回目となる78年は「コーラス・ガール」を歌唱し、「ピアノを世良（譲）さんに弾いてもらって。ピアのと一緒に歌うっていう、ド緊張しましたね」と明かした。
さらに、6度披露した「あの鐘を鳴らすのはあなた」を初披露したのは2回目の紅組トリを務めた91年だったといい、「『あの鐘…』は結構歌ってますけどね、合計でも」と和田。
「紅白はいろんな歌を歌いましたよ。いっぱい歌いましたね」とこれまでの歌唱曲を列挙し、「いろいろな歌を歌わせてもらいましたね。なんか同じ歌ばっかり歌ってる人おるよね」とチクリと入れる場面もあった。
98年で、和田が初の大トリで「今あなたにうたいたい」を歌唱中、マイクを外して地声で歌うシーンは大きな反響を呼んだ。
和田は「オフマイクってみんなびっくりしますよね」としつつ、「あれはその時の演出なさってた方が私のコンサートにいらして、どうしてもやってくれないかってお願いされて。
“いやいや、これは音響のいいところで、2000人以上の人の前では歌わないんですよ”って言ってたら、NHK（ホールは）凄い音響いいんですよ。
“だからぜひ！”って言って。周音マイクに届くようにまず歌わなきゃいけないし」と懐かしんだ。
和田はデビューから2年後の1970年にNHK紅白歌合戦に初出場。
1978年まで9年連続で出場した。1986年に8年ぶりに初出場すると、2015年まで30年連続出場。40回目の出場がかかった2016年で選出されず、その後は紅白に出演していない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b569cee5a4ffccf897fce...
NHK紅白歌合戦での思い出を語った。
今週オンエアされた番組の感想をリスナーから多く寄せられているという話から、和田がゲスト出演した、8日に放送されたNHK総合「ワルイコあつまれ」（火曜後11・00）について話が及んだ。
「NHKの昔の紅白の画とか、全部流してくれて、凄く感動しました」と和田。
「笑って許して」で初出場した1970年について「本当に何にも緊張しなかった」と振り返る一方、
9回目となる78年は「コーラス・ガール」を歌唱し、「ピアノを世良（譲）さんに弾いてもらって。ピアのと一緒に歌うっていう、ド緊張しましたね」と明かした。
さらに、6度披露した「あの鐘を鳴らすのはあなた」を初披露したのは2回目の紅組トリを務めた91年だったといい、「『あの鐘…』は結構歌ってますけどね、合計でも」と和田。
「紅白はいろんな歌を歌いましたよ。いっぱい歌いましたね」とこれまでの歌唱曲を列挙し、「いろいろな歌を歌わせてもらいましたね。なんか同じ歌ばっかり歌ってる人おるよね」とチクリと入れる場面もあった。
98年で、和田が初の大トリで「今あなたにうたいたい」を歌唱中、マイクを外して地声で歌うシーンは大きな反響を呼んだ。
和田は「オフマイクってみんなびっくりしますよね」としつつ、「あれはその時の演出なさってた方が私のコンサートにいらして、どうしてもやってくれないかってお願いされて。
“いやいや、これは音響のいいところで、2000人以上の人の前では歌わないんですよ”って言ってたら、NHK（ホールは）凄い音響いいんですよ。
“だからぜひ！”って言って。周音マイクに届くようにまず歌わなきゃいけないし」と懐かしんだ。
和田はデビューから2年後の1970年にNHK紅白歌合戦に初出場。
1978年まで9年連続で出場した。1986年に8年ぶりに初出場すると、2015年まで30年連続出場。40回目の出場がかかった2016年で選出されず、その後は紅白に出演していない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b569cee5a4ffccf897fce...
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それもある意味、仕方ない。紅白の寿命はすでに、尽きようとしているのだ。その70余年もの歴史を振り返るとき、現在は第3期といえる。第1期はラジオのみでのスタート（1951年）から、怪物番組としてのかたちができあがる第8回（1957年）あたりまで。第9回（1958年）からは、大みそかの夜に2時間40分（のち、45分）紅白20数組ずつが登場して歌うというスタイルが確立して、日本の風物詩となった。このスタイルは第39回（1988年）まで続き、視聴率は最高で80％台、悪くても50％台だった。これが第2期であり、いわば全盛期でもある。
しかし、第40回（1989年）に大きな改革が行われる。放送開始が19時台となり、2部制が導入された。音楽の好みの多様化や誰もが知るヒット曲の減少といったものへの対処でもあり、これを機に懐メロが増え、ひと組当たりの持ち時間も長くなっていく。また、本会場以外の場所からの中継や、本番当日のサプライズ出演、さらには巨大衣装対決やけん玉でのギネス記録挑戦といった歌とはあまり関係のないエンタメ要素も盛んに取り入れられるようになった。この結果、その年の歌謡界で選ばれし者が集う真剣勝負という魅力は薄れたものの、延命にはつながったかもしれない。2部制導入後の第3期は、ゆるやかな衰退期でもある。
そんな怪物感を失いつつある紅白の姿は、今年引退した球界の怪物・松坂大輔にも通じるものだ。彼がいくら腕を振っても110キロ台の直球しか投げられなくなったように、紅白がいくら頑張っても取れる視聴率は絶頂時の半分でしかない。紅白ファンを自認する筆者でも、そろそろお疲れさまと言いたくなる、というのは大げさだろうか。
https://toyokeizai.net/articles/-/466103?display=...
それもある意味、仕方ない。紅白の寿命はすでに、尽きようとしているのだ。その70余年もの歴史を振り返るとき、現在は第3期といえる。第1期はラジオのみでのスタート（1951年）から、怪物番組としてのかたちができあがる第8回（1957年）あたりまで。第9回（1958年）からは、大みそかの夜に2時間40分（のち、45分）紅白20数組ずつが登場して歌うというスタイルが確立して、日本の風物詩となった。このスタイルは第39回（1988年）まで続き、視聴率は最高で80％台、悪くても50％台だった。これが第2期であり、いわば全盛期でもある。 しかし、第40回（1989年）に大きな改革が行われる。放送開始が19時台となり、2部制が導入された。音楽の好みの多様化や誰もが知るヒット曲の減少といったものへの対処でもあり、これを機に懐メロが増え、ひと組当たりの持ち時間も長くなっていく。また、本会場以外の場所からの中継や、本番当日のサプライズ出演、さらには巨大衣装対決やけん玉でのギネス記録挑戦といった歌とはあまり関係のないエンタメ要素も盛んに取り入れられるようになった。この結果、その年の歌謡界で選ばれし者が集う真剣勝負という魅力は薄れたものの、延命にはつながったかもしれない。2部制導入後の第3期は、ゆるやかな衰退期でもある。
そんな怪物感を失いつつある紅白の姿は、今年引退した球界の怪物・松坂大輔にも通じるものだ。彼がいくら腕を振っても110キロ台の直球しか投げられなくなったように、紅白がいくら頑張っても取れる視聴率は絶頂時の半分でしかない。紅白ファンを自認する筆者でも、そろそろお疲れさまと言いたくなる、というのは大げさだろうか。
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