米テレビ界で最高の栄誉とされる「第76回エミー賞」授賞式が15日(日本時間16日)行われ、
ハリウッド制作の時代劇ドラマ「SHOGUN 将軍」で主演を務めた俳優・真田広之(63)が連続ドラマ部門の主演男優賞を獲得した。
また女優のアンナ・サワイ(32)も同部門で主演女優賞を受賞。同賞受賞は日本人初の快挙となる。
エミー賞は、映画のアカデミー賞、音楽のグラミー賞、演劇のトニー賞と並ぶ、米4大エンターテインメント賞の一つ。日本人がエミー賞の主演男優賞候補になるのは異例。
1981年に故三船敏郎さんが同じ原作から作られたドラマ「将軍 SHOGUN」でノミネートされており、米芸能メディアは真田が「ミフネの足跡に続いた」と報じた。
連続ドラマ部門の主演男優賞受賞は日本人初の快挙。真田は同賞のノミネート発表時に「栄誉あるエミー賞にノミネートされたことを大変うれしく、光栄に思います。
改めて作品に関わってくださった全ての方々に感謝いたします。そして応援してくださった視聴者の皆さま、本当にありがとうございました」とコメントした。
「SHOGUN 将軍」は今月上旬に先行して発表された技術系や美術系などの部門で14冠を獲得。米メディアによると、テレビ番組の単一シーズンの受賞数として歴代最多を記録している。
作品はジェームズ・クラベルさんのベストセラー小説が原作で、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」で配信。戦国時代を舞台に、真田は徳川家康がモデルの武将を演じた。
真田がこだわった日本の時代劇のリアリティーと、ハリウッドの制作陣の壮大な映像が相乗効果を生んだ。
シーズン2制作も決定しており、真田は「これを励みに、よりよいシーズン2を目指してまいりたい」と語っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf7bd2d417dadc6637b47...
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