民放各局が日替わりで秋の番組改編を発表している中、ネット上をざわつかせているのが、指原莉乃がMCを務める2番組が終了すること。
『ゼロイチ』(日本テレビ系)は、土曜の午前から昼にかけて放送される計2時間45分の大型番組だが、2年半での終了が明らかになった。
25年にわたって放送された『メレンゲの気持ち』を終了させてはじめた番組だけに、関係者にとっては不本意ではないか。
もう1つの『推しといつまでも』(MBS・TBS系)は、月曜22時台で『100%! アピールちゃん』『月曜の蛙、大海を知る。』に続いて指原と川島明がMCを務める番組。
しかし、わずか2年弱で3番組が立て続けに終了したことで、「企画がよくなかったのは間違いないが、さすがにMCの責任も問われるのでは」という声があがっていた。
2番組の終了を受けてネット上には、指原莉乃に「つまらなくなった」「キャラがない」などのネガティブな声が飛び交っている。
また、検索サイトに「指原莉乃」と入力すると、予測変換ワードのトップに表示されたのは「最近見ない」だった。
かつて各局のゴールデン・プライム帯でレギュラー番組を持ち、大物MCたちの寵愛を受けて「指原無双」とまで言われた彼女に何が起きているのか。
ここでは、現在ネット上に書き込まれている声から、数年間の業界評価、現在の立ち位置、未来の姿までを掘り下げていく。
指原がHKT48を卒業したのは2019年4月。その後はアイドル時代の勢いそのままに活躍を続けていた。
しかし、2021年の秋以降、『有吉反省会』(日本テレビ系)を筆頭に準レギュラーとして出演していた番組が次々に終了していく。
一方で『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』(テレビ朝日系)、『ゼロイチ』『超無敵クラス』(日本テレビ系)、『トークィーンズ』(フジテレビ系)とMCを務める番組がスタートしていた。
明らかに出演者からMCの仕事にシフトしていたのだが、現在ネット上にはこの点に関するネガティブなコメントが目立っている。
「指原莉乃さん、MC向きではなかったのだと思います。ひな壇で発言していた時の方が面白かった気がしますので」
「やはり司会よりはキャストでガヤ入れているくらいで丁度良かったのかも知れません。進行をそんなに上手いと感じた事も無いですし」
「キャラ的に薄っぺらい女子という感じでやって来てたから、MCみたいな知的さが必要なポジションはそもそも向いてなかったと思う」
視聴者の感覚としては、「MCとして番組を仕切るより、ひな壇でガヤをしているときのほうがいい」という声が多いのだろう。
しかもMCの仕事が大半を占めるようになって、指原の強みだった歯切れのいいコメントと反応の速さが失われてしまった。
これ以外でも、「近年の指原は面白いことを言わなくなった」というニュアンスのコメントは多く、以前からの変化が指摘されている。
ただ興味深いのは、これらのコメントが必ずしもネガティブなだけの意味合いではないこと。
https://news.yahoo.co.jp/articles/69c1016b5b6ef29731576...
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