TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」が12日に放送され、フリーアナウンサー・古舘伊知郎氏が出演。
クマが人間の生活圏に出没する事件や被害について私見を明かした。
古舘アナは、高市早苗首相が12日の参院予算委員会で深刻化するクマ被害の対策として、2025年度補正予算案で駆除に関する地方自治体への財政支援を拡充する考えを示した件について、
「高市政権がご紹介あったように、補正からもどんどんお金を組み入れて交付するって言ってるから。そういうことやんなきゃいけないと思うんですね」とうなずいた。
つづけて「あとは猟友会の人たち、ハンターが高齢化して少なくなってるって問題。やっぱり山の方に分け入って行って、ある程度駆除しなきゃいけないケースあるんですよ。
というのは、熊の個体数が増えてますから、全体で。
だから、やっぱりこうやって駆除するっていうのはハンターの方に任せる。そして、市街地方面は警察が、後方支援は自衛隊がっていうような形で、徹底的にやんなきゃいけないんだけど」と話した。
さらに「もう一つ考えるのは、なんでこんなになっちゃったか?っていう根本は、われわれ人類の所業ですから。例えば、花粉症と全く似てるところがあって。
花粉症もやっぱり戦後、人工林でスギとかヒノキが高く売れるからっていうことでいっぱい植林して人工林を作った。
そしたら、海外から、もっと安いものがいっぱい入るからっていうふうに放棄をしたわけですよね」と説明。
「だけども、スギ花粉とかヒノキとか、そういうことで花粉症が多くなった傾向の一つがあるのと同じように。やっぱり同じく、そうやって植林した杉林とかそういうところが、林業が衰退したために放棄して。
今度はやっぱり自然の森が実は拡張し始めてるところもあるんです。自然の力ってのは、あっという間に人工林から自然の森に戻そうって力がありますから」と解説。
「そういう意味では『クマが降りてきた』と僕らは捉えるんだけども、森が拡張して、ただクマがそこにいるんだって。クマにしてみたら、自分たちが出てきてるつもりもなかったりもするんですよね。
奥山と、それから緩衝地帯を作って、柵で。そこで人が定期的に入るっていうのは、中長期的な共存するってこともやらないと、
駆除ばっかりやってても、結果的に個体数は増えますから、中長期も見据えなきゃいけないなと思います」と話していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bddf06e4a07d715eab34...
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