漫画家・イラストレーターの江口寿史氏が「中央線文化祭2025」(今月18~19日、ルミネ荻窪)のメインビジュアルを、
本人の承諾なしに「インスタに流れてきた完璧に綺麗な横顔」をモデルに用いて描き、物議を醸した“トレース問題”で、
他のイラストについても4日、メガネチェーン店「Zoff」とファミリーレストラン「デニーズ」が事実関係を調査中と声明を発表した。
Zoffは公式SNSで「過去キャンペーン企画で使用されたイラストについて」と題し、
「江口寿史氏とのキャンペーン企画で使用されたイラストについて、多くの皆さま、該当モデルの方にご心配、ご迷惑をお掛けしており、お詫び申し上げます。
現在、事実関係を精査しております。確認が取れ次第、あらためてご報告いたします」と謝罪した。
同社は2018年、江口氏が描き下ろした“理想のメガネ男子・メガネ女子”のイラストを店舗に飾るキャンペーンを実施した。
デニーズジャパンは公式サイトで「当社の広告等媒体物のイラストについて」と題し、
「当社が運営するレストラン『デニーズ』で使用している江口寿史氏デザインのイラストにおいて、その制作過程について現在確認作業を進めております。
お客さまをはじめ、ステークホルダーの皆さまにはご心配をおかけしており、深くお詫び申し上げます。事実関係の確認が取れ次第、今後について適切な対応を行う予定です」と陳謝した。
同社は今年も、江口氏がメニューブックやポスターを手掛けた。
江口氏は3日、自身のSNSで「中央線文化祭のイラストは、インスタに流れてきた完璧に綺麗な横顔を元に描いたものですが、ご本人から連絡があり、
アカウントを見てみたらSNSを中心に文筆/モデルなどで発信されている金井球さんという方でした。その後のやり取りで承諾を得たので再度公開します」と経緯を明かした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0938d1ae2c4d863431f23...
返信する