玉鷲が37歳10カ月で最年長優勝！千秋楽で高安を破る 2019年初場所以来2度目

玉鷲が37歳10カ月で最年長優勝！2019年初場所以来2度目、千秋楽で高安を破る
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◇２５日　大相撲秋場所千秋楽（両国国技館）

　東前頭３枚目の玉鷲（３７）＝片男波＝が２０１９年初場所以来となる２度目の優勝を果たした。
３７歳１０カ月での優勝は年６場所制となった１９５８年以降では、２０１２年５月場所の旭天鵬の
３７歳８カ月を更新して最年長優勝。

　１２勝２敗で単独トップに立っていた玉鷲は、１１勝３敗で優勝の可能性を残していた
西前頭４枚目の高安と直接対決。今場所中に通算連続出場歴代３位となった鉄人は、
逆転での初賜杯を狙う相手を退け優勝を決めた。

　初日から６連勝。７日目に若隆景に敗れたが、引きずることはなかった。そこから４連勝し、
１２日目に若元春に苦杯をなめたものの、連敗することはなかった。
　今場所は１横綱３大関全員を撃破。平幕力士による同部屋や休場で対戦なしなどのない
完全な横綱、大関“総なめ”は、１９８５年７月場所で北尾が２横綱３大関を破って以来、３７年ぶりの
快挙も成し遂げていた。

　平幕力士の優勝は名古屋場所の逸ノ城（２９）＝湊＝に続いて２場所連続。

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ちゃまわし

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大相撲初場所初日、玉鷲は
霧馬山を突き落としで破る

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初場所2日目、玉鷲は明生を
一気に押し出して連勝

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玉鷲が強烈なのど輪で高安破り好調3連勝「体が自然と動いてくれた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d64945425308e3500816c...

◇１０日　大相撲初場所３日目（両国国技館）

　玉鷲が力強い相撲で初日から３連勝とした。高安の張り差しで組む形になったが、すぐに振りほどくと、
強烈な右のど輪で土俵下へと吹き飛ばした。「体が自然と動いてくれた。すごく良かったと思います」
　昨年の秋場所で２度目の優勝を果たしたものの、九州場所は６勝９敗と負け越し。「良い状態だったけど、
思ったより体が動かなかった」と首をひねって振り返った３８歳のベテランはしっかり立て直したことで、今場所は
好調をキープしている。

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高安を激しく攻める
玉鷲

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玉鷲　無傷３連勝　関取最年長の３８歳でも元気いっぱい「楽しくなっている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/33844469eb36361905e8f...

「大相撲初場所・３日目」（１０日、両国国技館）

　平幕玉鷲が関脇高安を押し出しで撃破した。関取最年長の３８歳が元気いっぱいの相撲で無傷３連勝。
４日目は同じく全勝の関脇豊昇龍と対戦する。大関貴景勝は大栄翔を突き落としで退けて２勝目。２桁勝利で
大関復帰となる関脇正代は、新小結琴ノ若を押し出して初日を出した。先場所優勝の阿炎は小結明生を
押し出して全勝をキープした。

　鉄人は２０２３年も健在だ。玉鷲は右の張り差しを受けて左四つを許しかけたが、力強くふりほどいて反撃。
左おっつけと右のど輪で攻め立て、最後は１８６センチ、１８２キロの高安を土俵外に吹き飛ばした。

　衰えなどみじんも感じさせない取り口で３連勝。「張り差しは予想以上に強かったですね」と笑いつつ、
「考えてやったんじゃなくて、体が勝手に動いてくれた。すごくよかった」と体の反応のよさに納得顔だった。

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高安を押し出す
玉鷲

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結びで３度の待った　貴景勝－玉鷲戦で　取組後に両力士へ口頭で注意
https://news.yahoo.co.jp/articles/c138d1a7f826201cba0de...

　結びの大関・貴景勝（常盤山）と西前頭２枚目・玉鷲（片男波）との一番は、３度の待ったによる
立ち合い不成立があった。なかなか呼吸が合わず、４度目でようやく立ち合い成立。相撲は、貴景勝が
電車道で押し出して１敗をキープした。

　貴景勝、玉鷲ともに取組後のリモート取材には姿を見せなかった。
幕内後半戦の粂川審判長（元小結・琴稲妻）は「相撲（内容）はいいが、待った３回は良くない」と苦言。
取組後に両力士を呼んで口頭で注意したことも明かした。

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立ち合いで合わずに待ったがかかる
玉鷲と貴景勝

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３８歳の玉鷲、白星先行「これが自分の相撲」　連敗３でストップ／初場所
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6cf35fe1e814606b22ad...

　大相撲初場所７日目（１４日、両国国技館）西前頭２枚目の玉鷲（３８）は、今場所で１０勝すれば
大関へ復帰できる関脇正代（３１）を突き出して４勝目。白星を先行させた。一人大関の貴景勝（２６）は
翠富士（２６）を小手投げで破り、１敗を守った。関脇豊昇龍（２３）は阿炎（２８）を寄り切って５勝目。
１敗のトップは貴景勝に平幕大栄翔（２９）、阿武咲（２６）、碧山（３６）、琴勝峰（２３）を加えた５人と
なった。

老け込まない。年相応の真逆に立つ３８歳の平幕玉鷲が、大関復帰がかかる関脇正代を圧倒。
連敗を３で止めて白星を１つ先行させた。「何日か変な相撲を取ってしまった。これが自分の相撲。これしかない」
立ち合いは頭から当たって右のど輪。後退させてもろ手で突き放す。わずか３秒３。会心の電車道に活気がほとばしった。

　この日、１つ年下の元関脇で平幕隠岐の海（３７）が現役引退を発表した。取組後、玉鷲は「えっ、そうなんですか。
ただの休場だと思っていた。びっくり。まだやれると思うけど…。お疲れさまですね」と驚いた表情をみせた。

　今場所はともに元大関で３５歳の平幕栃ノ心、３２歳の高安が負傷して途中休場となった。
玉鷲にとって今場所は節目の幕内通算８０場所目。平成１６年初場所の初土俵以降続けている連続出場記録は
史上３位の１４８５回まで伸ばす。昨年の秋場所では昭和以降最年長優勝となる３７歳１０カ月で賜杯を抱いた
「土俵の鉄人」の存在は〝別次元〟にある。

　将棋の「第７２期王将戦」（七番勝負）が始まり、「令和の天才」藤井聡太王将（２０）＝竜王、王位、叡王、
棋聖＝に挑む「平成のレジェンド」羽生善治九段（５２）との年齢差は３１歳９カ月。タイトル戦では南芳一九段
（当時２６歳）に大山康晴１５世名人（同６６歳）が挑んだ平成２年の「棋王戦」（五番勝負）の４０歳２カ月に次ぐ
歴代２番目の記録だ。大山は昭和６１年「名人戦」（七番勝負）で、２４歳年下の中原誠１６世名人に挑戦。
当時６３歳だったが、「果たせぬ夢と笑われても、張り合いをなくしたら、勝負師としての生命は終わりになる」と
言葉を残した。玉鷲も「まだいいところをみせていきたい」。「気」のオーラが揺らめいた。

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玉鷲が突き出しで
正代を破った

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御嶽海を攻める玉鷲。
5勝目をあげた。

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大相撲初場所１０日目。
玉鷲は大栄翔を突き落としで
破る。

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大栄翔を突き落としで
破る玉鷲

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玉鷲、迫力満点の相撲　気力充実の38歳―大相撲初場所
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9728a0069e66a60ded2a...

　迫力満点だった。

　38歳の玉鷲が激しい突き押しで32歳の錦木に勝利。ベテラン同士の白熱の一番に館内は沸いた。

　喉輪で先手を取り、腰の重い錦木を突き起こす。粘られても攻め続けて前進すると、最後は相手が
根負けしたかのように土俵を割った。「自分の考えた通りの相撲」。納得の内容で勝ち越しを決めた。

　愚直な押し相撲はもろさもはらむ。6日目には、立ち合いで動いた若隆景に苦杯を喫した。それでも
「前に出る。はたかれてもいい」。そんな潔さが玉鷲の魅力だ。

　昨年9月の秋場所で2度目の優勝。しかし、三役に復帰した11月の九州場所は、6勝9敗と星を
伸ばせなかった。年が変わって臨む今場所は「いい環境でできている」。心機一転、本来の力強い
取り口で白星を重ねている。

　貴景勝が2敗に後退し、トップとは1差。賜杯を抱くチャンスは膨らんでいる。昨年の優勝で、
周囲から「2度あることは3度ある」と期待されているという。気力は充実。経験も豊富な玉鷲が、
終盤戦を盛り上げそうだ。　

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玉鷲は錦木を
突き出しで下す

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大相撲初場所１２日目　
〇阿武咲（押し出し）玉鷲●

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大相撲初場所１３日目　
琴ノ若にはたき込みで
敗れる

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ちゃまわし

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西前頭7枚目　4勝6敗

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猿回し　　　　

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